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執筆者の写真Norio Tomita

文学の面白さ③(亀山郁夫さん)


ロシア文学の専門家で元東京外語大学学長の亀山郁夫さんのお話。


ドストエフスキーや彼の作品である「カラーマーゾフ兄弟」について解説しているお話なのですが、そもそもドストエフスキーの本は分厚くて読むのが大変というイメージが我々にはありますね。そのイメージやアレルギーを超えて作品の良さや意味を知る意味で、まずは専門家の話を聞いてみることで理解を深め、より身近なものとするきっかけにしたい(私自身も含め)と思い、ここに紹介しました。


ちょうど来月12月の100分de名著でも、この亀山郁夫先生の解説で「カラマーゾフ兄弟」が扱われるようです。いずれまたこのブログでもその内容に触れようと思いますが、その助走としても、このお話は役に立つのではないかと思います。


キーワード;「時代性」「二重性(二極化)」の間。「”自由”という困難」

「ドストエフスキーはかつて、『神が存在しなければすべてが許される』と言った。これこそが実存主義の出発点だ」(サルトル「実存主義とは何か」より)



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