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執筆者の写真Norio Tomita

「知らない」に出会う

「こころを病む」、あるいは「悩む」ということは、言い換えれば「知らない」に“出会っている”こととも言えます。


「知っている」世界が全てだと思いこんでいた人が、自分の中に、人生に「知らない」世界があることに気が付くことは、最初は相当の困りごとにもなる。


でもそれは、その人の成長のきっかけとなる「自分との出会い」でもあるようです...。


この「知らない」に気が付くことは、それを「知っていく」ことで新たな価値観を得る機会ともなります。カウンセリングはその点を一緒に考えていくことを通して、みなさまの成長のお手伝いをしていく営みでもあります。


ソクラテス「無知の知」

「自分は、自分が“知らないことがある”ということを知っている」;この謙虚さが人間の可能性を生むという考え方。


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